ホームページとの違いから、構成・デザイン・事前準備まで。
「なぜこう作るのか」を理解すれば、LPの見え方が変わります。
そもそもLPとは何か? ホームページと何が違うのか? なぜLPが必要なのか?
LPには大きく2種類あります。
| 種類 | 目的 | 具体的なゴール |
|---|---|---|
| セールスLP | 販売 | 商品購入・サービス申込み |
| リードLP | リスト獲得 | メールアドレスやLINE登録。新規の見込み客と関係を築く第一歩 |
LPの良し悪しは、売上に直結します。売上の方程式で見てみましょう。
LTV = 1人のお客さんが生涯でいくら使ってくれるか(リピート回数のようなもの)
| アクセス | 転換率 | 広告費 | 成果 | |
|---|---|---|---|---|
| 現状 | 1,000 | 0.2% | 30万円 | 2件 |
| 広告を増やす | 4,000 | 0.2% | 120万円 | 8件 |
| LPを改善する | 1,000 | 0.8% | 30万円 | 8件 |
同じ成果を出すのに、広告費4倍(120万円)か、LPの転換率を改善するか。転換率を上げるほうが圧倒的にコスパがいいのがLPの価値です。
LPはマーケティング全体の中で、どこに位置するのか?
SNS・広告・YouTubeなどで集めたアクセスを、LPという「受け皿」で受け止める。
ここでの転換率が悪いと、どれだけ集客しても売上に繋がりません。
ページを読んでいる人は、常に「やっぱやめよう」と思う理由を探しています。だからLPでは離脱されないように工夫することが最重要。読みにくい・分かりにくい・怪しいと思った瞬間に閉じられます。
いきなりデザインに入らない。「誰に・何を・どう伝えるか」を先に決めるのが成功の鍵。
多くの人がいきなり「LPのデザイン」から始めてしまいますが、ターゲティングとポジショニングが先です。ここを間違えると、どんなにキレイなLPを作っても成果は出ません。
99%の人が出す答え「30〜50代の女性」。これはターゲティングではありません。
中小企業は336万社、歯科医院は6万8千院。仮に一人でコンサルをやるなら、全員は対応できません。だったら最もBESTなお客さんだけに集中するほうが、少ない広告費で高い反応率が出せます。
自分の持つスキルや強み・情熱を棚卸し
情熱があるか?評価されてるか?利益率は高いか?
4つを満たす=BEST
1〜3つ=GOOD
0=BAD
BESTだけ残して、残りは切り捨てる
ターゲットがより明確になる → 少ない広告費で反応率を上げることができる。
LP制作の前に、市場・顧客・競合の3つをリサーチする。
市場はどういう状況か? そもそもお客さんは自分のサービスを「解決策」として認識しているか? 商品認知度のピラミッドで現在地を把握します。
検索して出てくる直接競合を調べる。これといって強い競合が見つからなければ、そのポジションで長期間戦えるチャンス。
見込み客との「コミュニケーションの質」を上げるために、自分の立ち位置を明確にする。
あなたの商品と、見込み客の頭の中を繋ぐこと。「ぼんやりイメージ」で十分。見込み客がイメージできればOK。
例: 「キューバ」という国をなんて説明する? → 「カリブ海のホワイトって呼ばれている島」
こう言うだけで、コミュニケーションの時間が短縮される。これがポジショニング。
3秒でお客さんに内容をイメージできないとダメ。注目は資源です。限られた注目の中で一瞬で伝わるコンセプトが必要。
「(ターゲット)のための (求める結果・ベネフィット)」
例:
・40代のための健康プロテイン
・セラピストのための集客入門
・社長のための新規を呼べるランディングページ入門
・小麦粉を食べられない子供を持つ母親のための米粉パンの作り方
ネーミングが8割。お客さんはタイトルを見て買うか決めます。だからベネフィット(結果)を売る。顧客は結果を買っている。商品の特徴ではなく「どんな問題が解決されて、どんな結果が手に入るか」。
売れるLPには「型」がある。要素の役割と並べ方を理解しよう。
ヘッドライン + サブヘッド + キービジュアル + CTA + 社会的証明
「こんなお悩みありませんか?」 悩みをストーリーで伝える
このサービスで得られる「結果」を伝える
数値・メディア掲載・受賞歴など
直接お客さんやターゲットに悩みを聞いて載せる
申し込みから利用までのステップ
よくある質問で不安を先回りして解消
最後の一押し。行動を促すボタン
LPで一番重要な画像。一番先に目につくから何があるか瞬時に判断される。
ファーストビューの中で、最も読まれるテキスト。ここで興味を引けなければ先は読まれません。
お客さんが手に入れる「結果」を伝える。商品の特徴ではなく、お客さんにとっての価値。
商品の特徴によって得られる便利さや効率の良さ。「使いやすい」「安い」「おいしい」「早い」など。
手にすることでプラスの感情を得られること。「安心感」「充実感」「開放感」「高級感」など。
手に入れることで自己表現や自己実現ができること。「自慢できる」「自分に自信を持てる」「こだわりを示せる」など。
CTAは「行動を促すボタン」。ファーストビュー直下に置くのが鉄則。
直接お客さんやターゲットに悩みを聞くのが大事。自分の想像ではなく、お客さんが実際に使う言葉で悩みを書く。これまでのお客さんとの会話がそのまま素材になります。
見た目を整えるだけではなく、「伝わる」「迷わせない」デザインに。
無駄な色が多い、リンク先が多い、説明や写真が多すぎる。分かりやすさは、おしゃれさより大事。
人がページをどう見るかには「型」がある。それに合わせて情報を配置する。
ブログ、ワードプレス、SaaS系、Canva、ペライチ、インスタグラム、フレンドフォン… そしてChatGPT、画像生成AIツールの登場。
どんなツールを使うにしても、今日学んだ「なぜこう作るのか」という構造を理解していれば、成果の出るLPが作れます。ツールは変わっても、人の行動心理は変わりません。
| テーマ | ポイント |
|---|---|
| HPとLPの違い | LPは1ページ = 1ゴール。他のリンクを置かない |
| 売上の方程式 | アクセス数 × 転換率 × LTV。転換率を上げるのが最もコスパがいい |
| 事前準備 | ターゲティング → リサーチ → ポジショニング → コンセプト。いきなりデザインしない |
| コンセプト | 3秒でイメージできるか。ネーミングが8割。ベネフィット(結果)を売る |
| ファーストビュー | 3秒で7割が決まる。キービジュアル + ヘッドライン + CTA |
| 社会的証明 | 出せるだけ出す。95%の人は他人の行動を真似する |
| デザイン3原則 | 1. 選択と集中(1メッセージ) 2. シンプルに 3. 導線を理解 |
| 配色 | 3色まで(6:3:1)。CTAは反対色で目立たせる |
社会的証明
基本的にインターネットは疑ってかかるもの。だから社会的証明は出せるだけ出す。それでもまだ疑っている人はいる。
残りの95%は他人の行動やおすすめを真似する人たち。
社会的証明の10パターン